続・おねがい J Storm

伊野尾慧くんのファンです。

たっきゅん×岡村ちゃん

41,280円。
先日の引越しの際、中古レコード店へ売りに出した岡村靖幸関連商品 買取り価格の総合計である。

岡村靖幸、通称「岡村ちゃん」。
シンガーソングライターダンサー。1965年生まれの今年49歳。青春病・純愛いっしょうけんめい党。


わたしの青春の小箱の中身は岡村ちゃんを筆頭に、フリッパーズ・ギター電気グルーヴ大江千里ユニコーン、とザッツ90年代な品揃えなのだが、一番思い入れのあるアーティストは岡村靖幸そのひとで、岡村ちゃんが作る音楽はブラックミュージック寄りのダンサブルな音楽を好きになるきっかけだったし、わたしが人を好きになる基準=「おもしろかっこいい」の扉を開けてくれたひとでもあります。
出会いはかなり早くて*1、「突き抜けてかっこいい」と「超絶面白い(そしてちょっぴりキモい)」が常に隣り合わせなパフォーマンスにそれはそれは夢中だった。
ただのJUMP担になった今でも、岡村ちゃんが生涯の中で最もウェットに愛したスターであることは確実なのだけど、保管スペースには限りがあり、この先JUMPのCDもたくさん買わなきゃだしで、本当に大事なもの以外はばんばん売りさばいてしまった。


さて、昨日放送されたスマスマのライブ。岡村靖幸ファンとして非常に高まる内容でござった。
一晩経った今も、靖幸、たっきゅん、靖幸、たっきゅん、たっきゅん…… と、興奮冷めやらぬとはこのこと。たのしかった。
喉の調子がだいぶ回復してる様子をテレビ越しに確認出来たのもとてもうれしかった。
何より岡村楽曲の真骨頂、ファンクソング「彼氏になって優しくなって」のイントロをキレキレに踊る姿に感動したし、踊ってナンボの岡村ちゃんなんだからもっと踊る姿が見たい!と思った。



でもって、ここからが本題ですが〜〜、木村さんと岡村楽曲の食い合わせの良さが想像以上で!!(知ってたけど!)ポイントポイントで完璧にキメてくるたっきゅんに超絶ときめいた!!!!!!!!すべての動作、すべての表情が大正解!!!!!
チャラいなんてもんじゃない。そこら辺の女子高生よりキャピってるし、イケイケドンドン真っ盛りな大学生より百倍やんちゃ!!!!


すごい、本当に木村さんはすごい…。
ふた昔前、岡村ファンの間では「岡村ちゃんはキムタクに激似*2」「むしろ真似してね?」くらいの感覚がまかり通ってたけど、とんでもないね!!!!
今回スマスマを見た岡村ファンが一斉に土下座してる図が浮かんだよ。本当にその節は失礼いたしました…。
SMAP弱者なので、木村さんのソロ曲がどんなテイストなのかよく知りませんが、一度でいいから岡村楽曲を採用してくれないかなあ。おねがい、女史。




ということで、唐突だけど、わたしがたっきゅんに歌ってほしい岡村ソング、TOP3、発表〜〜〜
(映像は思い切り80、90年代センスでございますが、そこは時代感ということで大目に見てください…)


第1位「(E)na」

この曲を踊るたっきゅん、見たい!!!!!
♪おお〜当たりの 1-1の万馬券!ダッ って、ファンクこぶしきかせるたっきゅん、見たい!!




第2位「vegetable」

Bメロの♪カモン×4〜のとこは河合くんよろしく、
♪カモン、カモン、カモン… クモォォンッ!!!!
と、シャウトして!たっきゅん!!簡単よってはにかんで舌出して!!!!




第3位「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」

木村さんもなんとなく青春大好き族のようなイメージがあるんですけど、岡村ちゃんのドロドロの青春とは真逆なサラサラ陽性青春でらっしゃるでしょうから、あのロンくらいが一番ハマるかもしれません。


ところで、ここ最近のJUMP楽曲における幼女コーラスなんかはアレ、岡村ちゃんオマージュだったりするんでしょうか。「MyWorld」の間奏にいたってはもろに岡村テイストだったし、岡村ちゃんに影響を受けた世代の制作スタッフさんがいるのかも。(音数減らして隙間を作ったところにギターがジャカジャカ乗ってくるくだりや、どったんばったんと不規則なドラムが入ってくる感じ。あと、ホーンのフレーズで変化つけてく雰囲気も…、と思ってたら、ホーンアレンジ担当の方がまさに岡村クルーの方であった。 参考:「ステップUP↑」https://www.youtube.com/watch?v=3tCZgbkpulg



次点:「Lovin' you」

こういうバラードもハマりそう…。
ちなみにこちらは岡村ちゃんがまだデビュー前、御年21歳の頃に渡辺美里へ提供した曲。作詞は美里。




番外編:亀梨和也さんに歌ってほしい岡村ソング
 「19(nineteen)」

♪あなたのドレスのジッパーはずして〜 のとこ、自らクネクネして自分が脱がされてるていで歌ってくれるはず…、ユーなら。




番外編:中島健人さんに歌ってほしい岡村ソング
  「どんなことをして欲しいの僕に」

あくまでジャニーズに望ましい範囲内の表現で、お健人さん版「どんなことをして欲しいの僕に」、聴いてみたい。
教材として岡村セット一式を送り付けたいジャニーズ第一位。




あら。調子に乗って貼りすぎちゃいましたね。

しかし、ここに来て盛り返しをしてきてる感がある岡村ちゃん
岡村靖幸というひとは愛され方もその芸風故にちょっと特殊だなあとも思います。ネットで見る限り、ではありますが、彼が一番すさまじい勢いで活動していた80年代末から90年代初頭をリアルタイムで追えたファンと比較的最近知って好きになったファン。たぶんほぼ同じ捉えられ方をしてる印象なんですよね。いつの時代もどの世代が相手でも同じような需要を満たし、同じような感覚で愛されるひとってそんなに多くはないんじゃないでしょうか。ほぼ同時期、Epicソニーで売り出されてた渡辺美里TMネットワーク大江千里、なんかと比較すると、岡村ちゃんの立ち位置の変わらなさにびっくりする。
青春という病に侵された人々がこの世にいる限り、岡村ちゃんは何度でも復活するんだ。
そういえば岡村ちゃん、健さん亡くなられてしまったね。

インタヴューを受けなくなったのは(高倉)健さんの映画を何本も観て、単純に憧れたんですよね。インタヴューを受けないからといって、健さんがどうしようもない作品に出るわけじゃないし、何かああいうやり方がイイなと思ったわけです。
月刊カドカワ 1992年10月号)

*1:「童貞」という言葉の意味すら知らない小学生の頃。本格的に岡村ちゃんの面白がり方を習得したのは中学生。

*2:若い時の顔の輪郭と低音の時の声がたぶん似てる