続・おねがい J Storm

伊野尾慧くんのファンです。

わたしが思うJUMP WORLD

「つなぐ手と手」が好きです。
歌詞を読むとウェディングソングとしてそのまま通用しそうで、年齢的にJUMPにはちょっと早いくらいの曲に思えてきますが、でもわたしはJUMPにとてもフィットする曲だなあと思って聴いてます。「つなぐ手と手」の世界はわたしが思うJUMP WORLDにとても近い。わたしが思う、というか、わたしが愛しいなと思うJUMP、と言う方が正しいのかもしれないけれど。


CDをかけてはじめてこの曲を聴いた時*1、「ああ、この感じ、わたし前にも感じたことある」と思いました。「2人だけの…」「2人が…」と、ひたすら「2人」という狭くて暖かい空間を歌うJUMP、美しいメロディーが運んで来る切なさと多幸感のようなもの。それらはJUMPとわたしの間にあった、閉じたユートピアを思い出させてくれました。


昨年、「愛ing」を少クラで初披露した時、旧ブログでわたしはこんな事を書きました。

もしこの先、JUMPに変化があったとしても、両手でそっとすくえる位の小さい世界でささやかな愛を歌う、今この時期のJUMPを忘れずにいたい、そう思います。

「愛ing」という曲はJUMP10人をそのまま真空パックにして閉じ込めてしまいたい!という衝動が沸き起こるほど、愛しくてたまらない幸福の象徴のような一曲でした。誰にも邪魔されたくないユートピアだった。あれから1年近く時が経って、「未来ごと愛シテル!」と、ただただ無邪気だったちいちゃいJUMPが今歌う愛はもう少し普遍性を帯びてきてて、そういう意味でもJUMPは変化してるのだけど、「愛ing」に通じるような”君とボクの「2人」”の暖かい閉鎖感は確実にそこにあって、あの頃のJUMPと今のJUMPは地続きなのだな、とこの曲からそう強く感じました。ただの思い込みかもしれないけれど、涙があふれて来て通勤中とか困ってしまう。そしたらなんだかとっても龍ちゃんのことが恋しくなって、聴くのを避けてた「愛ing」を久しぶりに再生しました。手を繋ぐ「温度」、愛しいね。悲しい、というより、よい曲だなあと素直に思えたのは前進なのかな。


2ndアルバム「JUMP WORLD」発売おめでとうございました。

*1:わたしが行った横浜の公演では既にカットされてたので