続・おねがい J Storm

伊野尾慧くんのファンです。

JOHNNYS' World 一幕メモ(11/11 12:00 ・11/15 18:00)

自分が知る限りの全体の流れと11/11一部と11/15二部のごちゃまぜ覚え書き。すべてニュアンスで。見落としてる箇所等たくさんあるかと思います。お席は両日ともに2階席でした。


一幕

オープニング〜「ノットイナフ」〜”なぜ13月はないんだろう?”

  • 紗幕ごしに上手・へろみ、下手・石垣くんが演奏(11/15はなかった)。どこぞから「ここは僕の席、どいて下さい!」というチビっ子の声が聞こえる。ボクの席はこっちですよ、と、劇場スタッフに扮する女性の演者さんにちびジュが抱きかかえられて登場(フライング)、という演出。
  • 幕が開くと山ちゃんがステージ中央上から既にフライング。続けてJUMPら登場。ギリシャ神殿チックな美術セットがなんだか豪華で驚いた。長丁場に備えて散髪してる子がちらほら^^特に高木くんと知念さんがしめじみたいなすっきりヘアスタイルになっててちょうかわいらしい。
  • 光と高木くん手つなぎフライング。白燕尾服衣装でステッキパフォーマンスあり。伊野尾くんが投げられたステッキをひょいっと受け取ってて、それだけで感動、かっこいいいいと泣いた(安い)。11/11は「舞台仕事、意外と好きなのかな?」って受信するくらいニコニコ踊ってて楽しそうな雰囲気だった泣。有岡くんをチラリと見ると真剣な面持ち。
  • 山ちゃんがごおおおーんとセットにぶつかり、舞台が一旦中止。なんでこんなことさせるんだ!山田がこんな事になってるのに続けられない!と口々に言うメンバーを尻目に薮Pが放つ「SHOW MUST GO ON…!」。「オレ一人でもやってやる!」と舞台前方に勢いよく立ち上がる噴水にむかって、体をスクリューさせながらフライング。冒頭からこんなにびしょぬれになる人、初めて見たよ。これ、毎公演やってるんでしょ?お風邪ひきませんように…。
  • はっしー下手フライング。スカイブルーの衣装のエビさん登場。額縁+メンバーの写真のボード的なあれ、何だったんだろう…いまいちよく分からなかった…(鈍)。塚ちゃん飛ばしあり。
  • 薔薇のついたてがぱかーっと開いて勝利さん登場。薔薇から生まれた薔薇太郎。続けてせんぱい、ふまたん登場。と同時に聡マリ不在のお知らせ。からのポニ友ダンス。
  • 「何ガアッテモ、ショーダケハ ツヅケナケレバイケナイ!」。なんとなくカタカナ表記にしたくなる薮Pセリフ。「あんたの頭の中、狂ってるよ!」「こんな現実味のない世界、狂ってる!」じゃにさん、こんなひどい事言われたことあるの…?(ぎゅ。)
  • 客席上でエビさん回転フライング。2階席下手側だとよりその迫力が味わえるはず。
  • バンドシーン。JUMP4人の衣装がやたらとゴージャス。山ちゃんが宝塚トップスター的な羽根を背負ってた。キーボードはせんぱい。その事自体はそれほど気にならないのだけど(海外公演の時から本人は少なからず傷ついてると思うが…)、いのちゃんがもしここに参加してたら、お衣装はどんな感じだったのかなあとは思った。ふまたんがストリート・ロックミュージシャンよろしく仲間数人とたわむれながら下手端っこでフェイク熱唱。
  • たのしいたのしい赤衣装の曲(「ノットイナフ」)。ここのいのおくん、だいすき!!両手を伸ばしてぐるぐ〜る。なんてゴキゲンなの!つるつるってするようなステップが印象的。普通のJUMP曲だとないような振り付けだからか。スウィングジャズ?と言っていいのかな、小粋な曲をニコニコ小粋に踊るいのおくんが好きだよーーー。
  • 11/11、山いのが2人ペアで向かい合って下手に移動するようなふりつけの時、客席からはいのちゃんの顔しか見えなかったけど、「きょろきょろ」って擬音が聞こえてきそうなくらいお目目ぱちくりしてたから、山ちゃんも同じくそういうお顔してたんだろうね、きっと^^ 
  • 11/15は高木くんをチラッと見て、ニコッとしてた。あと山ちゃんが有岡くんの尻をぺちぺちしてた気がする。いろんな事がおそらく同時多発されてるであろう赤衣装のターン、お願いだからゆっくり座って見させてください…。
  • どこのタイミングでだったか忘れたが、薮P&知念さん&勝利くんで滝沢歌舞伎的な4Dフライング(正面の壁が俯瞰アングルになるパフォーマンス)。ビルからビルへ着地するの、知念さんがお上手だったように見えた。
  • ここらへんで唐突に山田くんが「いつから1年を12ヶ月で区切ることになったんだろう、なぜ13月はないんだろう」などと言い始める。「13月目にあるユートピア」って、この舞台で一番重要なプロットのはずなんだけど、こんな適当で強引な展開の仕方でいいんでしょうか…。とにかくこの斬新な山田くんの疑問を解き明かすために1月から順に12ヶ月を辿ってゆくショーがはじまる。帝劇でも謎を見逃さない、いつでもどこでも探偵気質な山ちゃん。

1月〜12月

  • 山ちゃん、はしー、せんぱいの3名様でしばし「フォーエヴァ〜〜 季節を巡り〜〜♪」的なお歌を披露。改めてここが同級生ってのが違和感あって面白い。

1月>> 折り紙衣装で水の張った和太鼓演奏。一張羅お衣装を濡らしちゃって大丈夫なのだろうか…。貧乏性がぬけないJUMPおた…。じとーーっとひたすらアイドルをフェティッシュに眺めざるおえない太鼓のターン。アイドルを!まさにわたしはいま!観察してる!という妙な実感が沸いてくる。いのおくんのお顔を表情を見てるだけで満たされる…。有岡くんが顔に当たるお水にあからさまに苦戦してそうだったのがいちいちかわいらしかった。両目をぎゅ。11/11、最後の方はねるお水がなくなった伊野尾太鼓。水不足。


2月>> エビさんが奥からわさわさわさーっとやってきて扇パフォーマンスや仮面の早替え等。はしーのお手伝いにしめしめが。ここでもフライング。そして大人の蛍光シースルー衣装。そういえば河合くんのしゃららん(何と言うのアレ)が早々にフィニッシュしてたような。しかしながら、ひょろひょろやってたら絶対格好つかないこういうパートをピシっとキめるエビさんはやっぱりすごい。やる人によってはコミカルな鬼になりそうなところを、仁王像のような重みを感じさせるエビさんのパフォーマンス。


3月(「百花繚乱」)>> 桜色スーツの上に着物をひっかけて桜色階段を降りて来るJUMP。紅天女か。ああでもあれは梅の精だった。パッパッと、手の動きが細かい振り付け。口元を隠すようなフリをやるいのおさんがもれなく美しい。桜が咲いてるキューブ(華やかかわいい)に乗る有岡くん。綱渡りし始めた頃からすでにそうだったのかもしれないけど、キューブや忍者フライングと、有岡くんもなにげにアクロバティックなパートを任されてるよね。曲終わり暗転間際のダンスにやたら力が入ってた11/11のいのおさん。


4月>> 有岡くんの「暖かい季節の到来です」的な曲フリからのタイタニック(1912年4月15日に沈没)。ちっこい船がぽぽぽと上手床から出てきたのを発見した時は笑った。ディカプリオ役・五関さんのソロダンス。上空から薮Pが映画タイタニックのテーマ曲を独唱。「上流の人はいいなあ〜」と格差社会に物申すチビっこは(ウソそんな重くない)井上みじゅきくん。お歌口ずさんでたけど英語の歌詞、覚えてるのかな?


5月>> 『人間の欲望が数々の災害を招いた…。 −by薮P』シリーズ、5月はヒンデンブルク号爆発事故(1937年5月6日)。いくら世界の悲劇愛好家であっても、それぞれ起きた月を把握してるとは到底思えないので、ジャニーさん、『4月 悲劇』『5月 悲劇』とかいっぱい検索したのカナ…と思った。戸塚さんが現地レポーター役。長台詞お見事。

  • 「どうしてあなたは悲劇ばかり追い続けるのか?」「あなたは美しいものを見ようとしない!」おそらく性善説VS性悪説的な関係の山田くんと薮P。山田くんはウルトラピュアな性善説派。


6月>> 6月と言えばジューンブライド。ということで、新婦に先立たれたふうの高木くんの一人芝居。短いソロ曲を歌ったあと、セクゾンの歌(「君と… Milky way」。良曲!)に乗せて階段セットで亡きパートナーを追い求める新郎。黒人ダンサーさんもいた。亡霊っぽい花嫁のぬけがら(?)がちょっとこわい。意味はよく分からないが(悲哀の演技が説明なしにおっぱじまるので)発想自体はやけに素直だなと思った。花嫁衣裳で出来たミルキーウェイに隠れてたチビジュがもぞもぞ出てくる。


7月>> さっきまで哀しみのどん底にいたような高木くんがニカッと笑いながら「夏と言えば祭り!7月の太陽はテンションをあげてくれます!」みたいな前フリで7月へ。立ち直りはええ。椿や新藤きゅん等をしばし眺める。


8月>> レッツゴー!ライナウ!的な歌。シャッフルユニ。いのちゃんは青組。薮Pもちゃっかり青組。はしーといのちゃんが同時にフレームイン、とかレアだ〜。紫組・裕翔さんたちは下駄ップ等。3グループ合流時、裕翔さんと知念さんが仲良くわいふぁいしててかわいい。ところで青組衣装の電飾が点灯してるくだりの記憶はあるが、紫組と緑組はどうだったかさっぱり覚えてない。


9月>> 9月は別名、長月と言います。朝まで笑って過ごしましょう、うんたらということで何故かエビさんのコントがスタート。
11/11はスタメン。「さっきヘイセイジャンプの知念と楽しく話してたのに、アクロバットの話しはじめやがって」と河合くんから塚ちゃんへのクレーム。謝れよー謝れよーという野郎どもの声の中、ごせこちゃんが言った「謝りマショウ?」にツボった。ガチャピンみたいと言われる塚ちゃん。「それはよく言われる!」「(ガチャピンみたく)なんでも出来るし」とボソっと言った一言に「はぁ?」という顔でしっかり反応するはっしー^^
11/15はホンコンさん仕切りの大喜利。岸くん、岩橋くんも参加。めっちゃくちゃ緊張してる岩橋くんに「がんばれ!」と励ましたりちょこちょこ気遣うはっしー。お気に入りなのかな?『朝、起きて、亀梨和也になってたら』というお題。「野球やろう♡」とガッツポーズ付きでなんとかやり切る岩橋くん(乙メン)に塚ちゃんが「25歳になったらソレ許されないから!」と、ダメ出し。そんな塚ちゃんに「あなた、26歳だろ」と、ごもっともなツッコミをすかさずする河合くんであった。


10月>> 河合くんの「義経はまさに綱渡りのような人生でした」というフリで山田くん客席上綱渡り。やると思ったぜ、綱渡り…。11/15はホンコンさんの恰好のままここのセリフを言う河合くん。「おかしいってのは知ってる(笑)声だけは作るからね!声だけは!」
綱渡りというか、電飾付きのコの字型の棒をバランスバーなしで渡るんですが、最後の1本のとこで立ち止まって2度ポージングをさせられる山ちゃんに泣いた。2階席からだとそのポーズよく見えなかったし(泣)2回目の時に気付いたのだけど、ここ、月夜のイラストがステージ正面のモニターに出てて、客席上で綱渡りしてる山ちゃんのライブな影がそこにうまく投影されるのね。1本目のバーを成功させて、ふーっとほっぺたを膨らまし気合いを入れ直してる山ちゃんを見た後に、その日本昔話ふうな影絵画面を見ると何とも言えないやるせない気持ちになった。「人より百倍臆病ならば、100倍勇気を出せばいい」という山ちゃんのセリフがありますが、これ、義経の名言として残ってる言葉なんですね。


11月>> 壇ノ浦の戦い。知念さんVS塚ちゃんのアクロバット番長同士の対決。空中で殺陣。二人とも回転フライング美しかった。どこからともなく騒音が聞こえてきて、なにこの音、うるさいなーと思ったら圭人がギターで応援に駆け付けてきてた(笑)。11/11は小川くんもいてツインギター。そういえば11月へのナビゲーターは勝利くんだったのだけど、1回目に見た時はセリフが走りすぎちゃってたのが2回目の観劇時にはだいぶ聞き取りやすくなってた。ほんの数日でかなりの改善。


12月>> 忠臣蔵の討ち入り。革命の滝の装置。吉良上野介役の河合くん、かっこよかった〜。JUMPは赤穂浪士大石内蔵助は光(舞台用の声に驚いた)、大石主税は山田くん。主税といえば有岡くんだが話の筋上、JWでは山田くんが主税役を襲名。ていうか、松之丞っていう幼名の方が有岡くんに似合うのであそこにいるのはたぶん松之丞。関係ないけどいのおくんの背中にたれるハチマキの尾の長さがリボンのようでときめく。
肝心の殺陣シーンはすのまんの斬られ方が見事で、JUMPはそれにだいぶ助けられてると思われる。ダテさん、ありがとう。いのありVS戸塚さん、なんて瞬間もあったよね?戦いも佳境に入ったところで突然山田くんが「人を殺めて何になるというのか…!」と、いわゆる賢者タイムに入ってしまい、ひとり単独で暴走し始める。「それをやったら歴史が変わってしまうッ」と止めに入って来る薮P。江戸時代に黒のタキシードが浮きまくり。
さっきまでいろんなシーンの断片から舞台が成り立ってたはずなのに、現実側(つってもそれもフィクションなんだが)の薮Pが断片そのものに乱入してきたおかげで観客としてはどの視点で解釈すればよいのか混乱するのだが、そもそもがっつり自分のフルネームが入ってる衣装着ときながら「主税」とか役名で呼び合ってる時点で虚実入り乱れすぎな12月なのであった。衣装に演者名が見えてる状態が狂い始めた薮P目線そのものなのだとしても暗示の仕方がおもしろすぎる。てゆうかSHOWより史実推しなの?薮P?そうこうしてるうちに薮Pは天に召され(フィクションです…)、天使セクゾン登場。滝セットのお水が貯まるところ、五関さんのあの特等席的な場所で勝利くんが弔いのソロダンス。オールバックになってあらわになった勝利くんのオデコが美しい。一幕終わり。