続・おねがい J Storm

伊野尾慧くんのファンです。

JOHNNYS' 2020 WORLD(12/15 17:00)

おお、こんな気まぐれ更新のダイアリーにお星さま、恐縮です〜。
でもってカウコンは落選だったので本年度の現場納めはこちらのトニトニワールドになってしまいました。


トニトニはそうですねえ、こりゃ縁起がええわいわっしょいわっしょいっていう愉快なシーンもあったんですけどねえ。一言で言うと物足りなかった、かなあー…。綱渡りや追悼コーナーみたいな、帝劇まで来てそれはねーよ!って部分はなかったけど全体的にえらいコンパクトな印象を持ちました。

ジャニーズ舞台って改めて言うまでもないですが、精神的エクスタシーを得られるかどうかがキモじゃないですか。脚本がとびきり良質なわけでもなく(だいたい破綻してるし)お芝居が巧い演者ばかりでもない、どれだけ感情移入出来るかが重要で。
わたしはジャニーズワールドを一応知っているから、「今年はこうなんだな」とか、雛形であるジャニワとトニワをいろいろ比較して楽しむことは出来たんですけど、一体どこに感情移入すればよいのか、最後まで興奮ポイントを逃し続けちゃった感じでした。


こう書くとジャニワがとても完成度の高い舞台だったかのように見えますが、アレはアレで問題ありまくりだったし(構成改悪、ドラマ出演のためとは言え座長メンバーの度々の休演、病欠者続出)JUMPが座長と言っても全員が全員平等に輝けてたとも思えない、決して完ぺきな作品ではなかったのだけど、精神的エクスタシーという部分に関してはある程度満たされてたんだなあとトニワを見て気づきました。

ギャグセン活かしまくりの伊野尾くんSHOCKパロディに涙し、JUMPメンバーにとってもJUMP担にとっても「ウチの知念さんすごいでしょ?」タイムだった「Where My Heart Belong」に胸打たれ(わたしは小さなきらめきを放つ知念さんの背後にメンバーがいる図ってのに弱い)、エビ5人を相手に山ちゃんが『未来』の名にかけ*1、じっちゃんの名にかけ*2、JUMPの名にかけ踊る「ミステリーヴァージン」に熱くなる、そういうジャニワにはあったエモい瞬間が、残念ながらトニワには見つけられませんでした。
ただ単に自ユニが出てないからじゃん、と言われればそうな気もします。でも意外と自ユニや自担がいない方が視点の縛りがない分、存分に楽しめるケースもあるわけで。無責任な発言かもしれないけど、セクゾンは経験不足だからこそ、5人で舞台に立ってほしかったなと思ったりもしました。まあこれはそれ以前の問題だけども。

あ、エビさん、CDリリース決定おめでとう。今後のエビの戦場はCD市場となるのかしら。「事務所初DVDデビュー」という新しいビジネスの仕方に執着してくのかなあと思ってたけど、手軽にレンタルショップで手に取ってもらえたり、アルバムリリースからのアルバムツアーなどなど、いろんな可能性が広がるのなら、それはそれでよし。芝居中、河合くんの突然の報告に客席沸いたね、セクゾンも沸いてたね。


以下、ざっくりメモ&すでにポストしたつぶやきコピペ、加筆修正。有益な情報はほぼ皆無ですが、一応畳みます。


・今日イチツボに入ったセリフ→ 薮P「後悔も反省もしない。それが私だ。」 80過ぎたひとの潔さ!!

・OP、じぐいわを従えて勝利くんフライング。セットにドンガラガッシャンしたあと、お健人さんがワイヤー肩ポンしてたけど、肩ポンっつーよりばしばし叩いてて、もっと優しくお知らせしてあげて…と思った。(結構勢いよくぶつかってた。その反動でよろめきながらの不安定なフライングをする勝利くんのなすがまま感…)

・とりあえずABC-xyZ計画のyはやっぱ薮くんのことだったんじゃないかっていうくらい薮Pとエビの関係がズブズブだった。

・薮P絶賛・お墨付きのABC-Z。マジックショー的な演出の登場シーン。コロ付きのボックスくぐりなど。はしーが五関さんに剣でつき刺されてました。

・ふまけんって微笑み合うんだなって思いました。

・ノイナ前のバンド曲のアンダーグラウンド感が好きだったんだけど、トニワverは勝利くんがでっかい羽根背負ってるし、Jrの衣装も黒ガウン(?で揃えてたせいか、なんとなくアニメっぽい雰囲気だった。

・ノイナ、赤の洪水足りねえええええ。ノイナは重箱に敷き詰められたイクラのように、ステージが隙間なく赤に染められててほしい。別現場に出張中のJrも多かったのかな。でもって後方からスライディングしてくる自己主張激しいJrがいたけど、じんぐでしたか?

・13月というお決まりのトンデモワード。山田くんポジを引き継いだ勝利くんも当然ながらここでそのセリフを言うんだが、なんだかすげーサラっとしてた。もっとパンチがあるセリフだったと記憶してたが。というか、どんなにクレイジーな設定も山ちゃんという媒体を介すと一気にシリアスなムードになる、山田くんの深刻力とジャニーズ舞台の親和性よ。

・♪1年は12ヶ月〜〜の歌は、はしー・健人さん・風磨の3人。デュークエイセスばりのやたら厚みのあるハーモニー。

・勝利くんとすのまんで1月水太鼓。水太鼓はやってるひとの顔が命な演目だなあと改めて思った。くいしばりながら跳ね上がる水と闘う勝利くん美しかった!

・3月セクゾン新曲。衣装がショッキングピンクすぎる。

・4月タイタニック。お船が微妙に豪華になってたような…。上流をうらやましがる少年はみじゅき。(ジャニーズ伝説のなごりで、盲目という、いたいけ設定を脳内でプラス。)トニワverの五関さんの「オレ達はもう助からないんだろう?」というセリフが悲しい。以降の戦争のくだりといい、悲劇の描写が生々しいトニワ。

・社長、東京オリンピック開会式のプロデュースしたかったんだろうなあ…。5Stars、5Rings、スケボー、インターナショナルJr…。光って回転するものが舞台上にわさわさあって、オリンピックコーナーは大変愉快でした。しかしジェシーの無駄遣い。

・JWではガチャコーナーだった一人10役シェイクスピア。ここからしばらくお健人さんの独壇場、バンジー。「銀の匙」、たのしみです^^ JW版12月忠臣蔵討ち入りに当たるシーンはシェイクスピアからの流れでマクベスへ。流れ的にも自然だし、セクゾンはラグジュアリーな洋風仕様なのだった。ああどうしてマリちゃんがここにいないんだろう。見るひとにとってはエモいポイントであろうふまけん一騎打ち、錯乱勝利くんお健人さんを殺傷、薮P天に召され一幕終わり。戸塚さんの待ちのポーズがやけにかっこよかった(笑)。

・二幕。扉を開くとそこは宇宙だった、的な。寒そうな仕草をする勝利くん、細かいお芝居。

・宇宙人(河合)から、地球にいるABC-Zっていうグループが来年CD出すってよ、と速報。風磨「河合、ガチなやつじゃん!」。河合くんだいすきシバかれふまたん。

・フープアクロ、はしーのブランコ大回転。

・薮くん、今年はじじいにならず。薔薇色の夢を届けよううんぬんと、白燕尾服でスタンダード・ナンバー。足長すぎる。

・WMHB、五関さんソロダンス。やっぱ削るには惜しい、中の人にとってもお気に入りのコーナーなんだろうなと思った。知念さんありきの振付けではあるけど、ずっと引き継いでいかれる演目になるならそれはそれで素敵じゃない。(と、いうようなことをつぶやいたが、これこそJUMP担視点の感想なのかも。)

・当たり前なんだけど山ちゃんと勝利くんはそもそもの素質が違うからJWと同じシーンを踏襲しててもそりゃ別物になるわなあ、と。ベッドフライングとか山ちゃんverは寂しい病室のベッドってイメージだったけど、勝利くんのソレはピーターパンのお話がこれから始まりそうな雰囲気だった。

・下手マンションより次世代セクゾンと宇宙人エビを見下ろす薮P。小さく手を振ってその場を去ってゆく。

・宇宙船で地球に帰還。今年のクライマックスはバルーンではなくステージからにょきっと飛び出る巨樹。バルーン設営の時間が不要なせいか、アクエリアスからのレッサンではなくて、レッサンの代わりに短くて明るい曲調の歌があてがわれてた。

・スタオベ、勝利くんのご挨拶。薮くんも混じって手つなぎ。はける間際、はしーの眉毛がこれ以上下がんないっ!てくらいハの字になっててかわゆすぎて脱力した^^そして両手は揉み揉みお手振り。

・JWでは山田くんによる「出演者全員の名前を覚えてくださったら、もれなく有岡を差し上げます!」というナゾの有岡叩き売りをされていたわけだけど、今年風に言うと、アレ山田くんの精一杯のおもてなしだったのだろうね。座長プレイとも言えそうだが。

*1:”僕が指さす行き先は/揺るぎなき真実へ向かっていくんだ/『未来』の名にかけ/必ず本当の君の姿を”山田涼介「ミステリーヴァージン」より 作詞:Vandrythem 作曲:Erik Lidbom/Daichi 編曲:Erik Lidbom

*2:金田一少年の事件簿 獄門塾殺人事件」2013年1月4日21:00から日テレ系にて放送!よろしく!!